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GPSのおき方による受信感度の違い


 船などの公共交通機関を利用する場合にGPSを吊るしたほうがいいのか、 窓際に置いたほうがいいのか、実験してみました。
 使用機材はeTrex LEGEND AP(アジア・パシフィック版)と eTrex LEGEND-J(日本語版)です。入っている地図以外、GPSとしての 機能は同じはずです。
 2005年6月5日、勝浦港から川崎港の間のフェニックスエキスプレスで 試してみました。

 結論から言うと、どっちでもいい、です。
 うまくおける場所がないなど、設置条件が限られる場合はそうせざるを得ないし、 そうでない場合は一長一短です。

GPSの設置状況
 向かって左側に吊るされているのがAP、右側に置かれているのがJです。 カシミール上のトラックはAPが青色の単線、Jが赤の二重線です。
勝浦港から川崎港
 全体のルート図。志摩半島の南と伊豆半島の南で青線(APのログ)が途切れているのは 電池切れをおこしていたためです。
勝浦港
 勝浦港でAPの電源を入れたため、しばらくは受信状況が安定しませんが、 そのあとは窓際に置いたJよりも良好のようです。
川崎港
 川崎港入港前にAPがひっくり返っていてうまく電波を受信していませんが、 それ以外は吊るしてあるAPのほうが正確なようです。
どちらでもいっしょ
 受信状況がよかったと考えられる区間では、どちらでも同じです。 ポイントがわかりやすいように、ウエイポイントに複写して表示させてあります。 ○が窓につるしたAP、□が窓際に置いたJです。
置いたほうがよい場合
 吊るすよりも置いたほうが感度がいい場合もあるようで、どう置くか 悩ましいところではあります。

 ということで、受信条件は吊るしたほうが若干いいようにも おもわれますが、そうでない場合もあるので、どっちともいえないようです。 ただ、吊るしたばあい、後ろを向かないようにビニールテープなどで 固定する必要があり、画面を確認するときに後ろを向けないといけないので、 少なくともその間は電波を拾わないので不利になるかと思われます。 また、確認頻度が下がるので、電池切れの恐れが高くなるので、 設置場所があるなら、上向きにおいたほうがよいかと思います。


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